「仲間って…俺たち、今日初めてあったばかりの奴がほとんどじゃねぇか!そりゃ一人ひとりの能力はすごいかもしれないけど…チームワークなんて、とれんのか?」



瑞樹の不安は、他の誰もが感じているものだった。



個人の技術はすごくても、会ったばかりの、寄せ集めのような自分たちに、いったいどこまでできるというのだ…








「それでも…やるっきゃないって!やれるって信じようぜ!」








元気な叫び声が響いた。


仲間たちは驚き、声の主を見つめた。