「瑞樹!理杏!」



敬治が叫ぶと、二人はシャドウの影からヒョコッと顔を出した。




「よう!大変だったな、二人とも。」


「あとは理杏たちに任せて、あんたたちは休んでなよ!」




「…すまない、頼む。」




愁が申し訳なさそうに言うと、理杏は笑顔で首を振った。



「気にすんな~!昨日は理杏が役にたてなかったんだし。昨日の分まできっちり働くよ!」



「よし、行くぞ!理杏!」



「おっけ~ぃ!」