シャドウは雄叫びを上げ、二人に向かって突進して来た。


「わっ!」

咄嗟のことに反応が遅れたが、当たるギリギリの所で二人は攻撃をかわした。



「あっぶねーな!突然過ぎるんだよ、お前は!!」


敬治が喚くが、当然そんな抗議はシャドウに通じない。



体勢を立て直すと、シャドウ再び二人に向けて突進した。




「同じ手が通用すると思うなよ…っと!」


敬治が素早く銃を構え、シャドウの足を狙い撃った。