カツヤには内緒にするって・・・
あれだけ真剣に私と向き合おうとしてくれるカツヤに嘘つくのは嫌だった。
はぁ。
こんな真面目人間だから、こういうときってやっかいなのよね。
人をだましたり、嘘ついたりって、絶対できない。
そういうことして、結局しんどい思いをするのは自分だってわかってるからさ。
「あのさ。カツヤには内緒にしないんだったら、一緒に勉強できるけど。」
「ばか。そんなこと言ったらカツヤ気にするじゃんよ。俺のメンツもあるしよ。」
「あんたのメンツなんてどうでもいいし。それより、やっぱ今付き合ったばっかだし、嘘はつけないよ。きちんと説明する。」
「ふん。」
タイスケはどういうわけかその意見が気に入らないらしい。
訳わかんない。
しばらく考えた後、タイスケは静かに言った。
「ほんじゃ、そうすれば。でも、もしカツヤが反対したらどうすんの?」
あ。
それは考えてなかったよ。
反対されたら?
だって、やましい気持ちでタイスケと勉強するわけじゃないんだし。
たぶん。
「わかってもらうように説得するよ。」
「お前にそれができるかどうかだな。カツヤはなかなかのキレモノだからな。」
あれだけ真剣に私と向き合おうとしてくれるカツヤに嘘つくのは嫌だった。
はぁ。
こんな真面目人間だから、こういうときってやっかいなのよね。
人をだましたり、嘘ついたりって、絶対できない。
そういうことして、結局しんどい思いをするのは自分だってわかってるからさ。
「あのさ。カツヤには内緒にしないんだったら、一緒に勉強できるけど。」
「ばか。そんなこと言ったらカツヤ気にするじゃんよ。俺のメンツもあるしよ。」
「あんたのメンツなんてどうでもいいし。それより、やっぱ今付き合ったばっかだし、嘘はつけないよ。きちんと説明する。」
「ふん。」
タイスケはどういうわけかその意見が気に入らないらしい。
訳わかんない。
しばらく考えた後、タイスケは静かに言った。
「ほんじゃ、そうすれば。でも、もしカツヤが反対したらどうすんの?」
あ。
それは考えてなかったよ。
反対されたら?
だって、やましい気持ちでタイスケと勉強するわけじゃないんだし。
たぶん。
「わかってもらうように説得するよ。」
「お前にそれができるかどうかだな。カツヤはなかなかのキレモノだからな。」