マドカはどこへ行ってたんだろう?

一人で?

それとも誰かと?

カツヤ・・・と?


ふいに寂しい気持ちにおそわれる。

カツヤは・・・本当にマドカのこと友達と思って付き合ってたんだろうか。

だとしたら、私って一体。

タイスケには友達宣言されるし、カツヤもってことになったら。

私って、すんごく寂しいよね。

枕をぎゅっと抱き締めた。


そうだ。

タイスケに連絡しなくちゃ。

マドカの無事を。

携帯をかけかけて、時計が目に飛び込んできた。


え?

もう1時回ってるじゃん!

さすがにこの時間は電話できないよね。

メールだけ・・・手短に送っておこうっと。

『色々と心配かけてごめん。従妹は無事見つかりました。』

送信。


すると、すぐに携帯が鳴った。

え?

タイスケ?

こんな時間まで起きて待っててくれたの?