月曜日。
浮かない気持ちで迎えた放課後。
重い足取りで部室に向う。
ん?
なんだか賑やかだぞ?
道場の周りを、真新しい制服に身を包んだ男女がわいわい群がっていた。
あ。
そっか。
新入生。
剣道部の見学に来てるんだ。
それにしても、やけに多いよね。
しかも女子が。
新入生がのぞいている道場の中に目をやる。
タイスケ。
と、カツヤ。
がいた。
手前を陣取っている、きらびやかなタイプの女子達。
明らかに剣道部に入るってキャラじゃないよね。
お目当て男子を見に来てるって感じ丸出し。
耳元でこそこそ話しては、「かっこいい!」なんて小声で話してる。
なるほどね。
さすが、カツヤ。
新入生にも既にその存在をとどろかしているのかぁ。
確かに、普通にかっこいいもんね。
私は、その彼女なんだぞ!
なんて、ちょっと誇らしげな気持ちになる。
浮かない気持ちで迎えた放課後。
重い足取りで部室に向う。
ん?
なんだか賑やかだぞ?
道場の周りを、真新しい制服に身を包んだ男女がわいわい群がっていた。
あ。
そっか。
新入生。
剣道部の見学に来てるんだ。
それにしても、やけに多いよね。
しかも女子が。
新入生がのぞいている道場の中に目をやる。
タイスケ。
と、カツヤ。
がいた。
手前を陣取っている、きらびやかなタイプの女子達。
明らかに剣道部に入るってキャラじゃないよね。
お目当て男子を見に来てるって感じ丸出し。
耳元でこそこそ話しては、「かっこいい!」なんて小声で話してる。
なるほどね。
さすが、カツヤ。
新入生にも既にその存在をとどろかしているのかぁ。
確かに、普通にかっこいいもんね。
私は、その彼女なんだぞ!
なんて、ちょっと誇らしげな気持ちになる。