「もう知ってたのね?蛍も月も。」


「「あぁ。」」


母さんは写真をペラペラとめくり、1枚の写真を指さした。


それは若い女の人と女の子、そして母さんだった。


「この子が愛。横に居るのが愛のお母さん。」


「似てるな。」