ついに、この日が来た。 僕の大切な花香が 今、僕の目の前にいる。 夢みたいだ。 花香は僕に向かって よろしくお願いします、と言うと 会釈をしてにこっと笑った。 この上ないチャンスが到来した。 僕と花香の愛の儀式が行われる日が 確実に近づいている。 僕は花香と早く仲良くなりたくて 花香の部屋をノックした。