さっきの部屋へもどると 主治医の人がさっき撮った写真を私に渡してくれた。 胸が締め付けられた。 凄く、凄く、小さくて でも、確実に、 その子は 私の中に存在していた。 涙が出た。 まだ、豆粒程の白い点でしかない赤ちゃんを見つめ、私はお腹に手をあてた。