「ドラゴンさん、ドラゴンさん。」



バルコニーから顔を出して、100と16歳になった眠り姫は、外にいるドラゴンを呼びます。

するとすぐに、上のほうから大きな羽の音が聞こえました。



大きな羽と大きな尻尾、そして大きな牙を持つ、それはそれは恐ろしいドラゴンが、舞い降りてきました。