「…おやすみなさい…。」



眠り姫は、とても嬉しそうに微笑むと、



ゆっくり目を閉じて、


そして眠ってしまいました。



それは決して、いつもの寝かしつけるときの歌ではなく、



眠り姫に、長い長い夢を見せるための、魔女の歌。