朝は清々し過ぎるくらいの 励ましの合図を送るくせに 夜が近づく頃には 空を染めて 風を焼く 日中はあれほど ギラギラしていたのに 今はもう オットリしている 目に差すような眩しさも この時だけは 優しくなる 人の迷いも 憂いも 哀しいモノを全部 背負って沈んでいく 温かい微笑みとは裏腹な 寂しそうな背中をみせて