白い景色 静寂が 耳をつんざいた 深々と降る雪は 街の音さえ結晶に変えて 地に堕ちる 幻想的な静けさと 時も凍える風の中 私は立ちつくす 目から溢れた液体は 冷えた頬には熱くとも 雪を融かすに至らない …━━━白い 静寂 立ち去るアナタは 振り向かない 私の声さえ 雪となった