「では、アンゼィ様、ロンリィー様私が先に行きますので入ってと言ったら来て下さい。」


「あぁ、わかった。でも敬語はやめろよ?俺達は一応学生と先生だからな?」



「わかってます。では…」



ガラガラガラ…


レンは教室に入っていった。



「ロンリィー?お前の名前は花岡ロンリィーだからな?」



「は?ハナオカ…?」



「あぁ、俺達は一応イトコ同士って事だから。」



「イトコ…?」



「まぁ、俺がだいたい言うから大丈夫だけど?」



……


わけわからん…。




教室の中でレンの声が聞こえた。




「いくぞ?ロンリィー。」



「うっ、うん。」



私は緊張しながらもアンゼィの後ろについていった。