ガラッ・・・

「遅れました。すみません」

「何気に先生のほうが迷ったんじゃない?」

まりかが私にささやいてきた。

「そこ、もうお喋りはいりませんよ。」

「・・・すいません」

なんで私がっ・・・

そう思いまりかをみると
まりかはペロッと舌を出していた。

「さて、この教室の担任になりました、
野々井 幸[ノノイ サチ]です。

では左端から順番に自己紹介を。」

「あ、はい!えと、、」

「さっさと名前を言って座りなさい。」

「はい!・・・」

「・・・なんか超厳しくない?」

「絶っっっ対好きになれないタイプ。」