私、それが悲しくて悲しくて、
ああ、やっぱり愛されてないんだって、
ただの邪魔な存在なんだって、
小学生なのにわかった。

パンの弁当なんて
可愛いお弁当持った友達と一緒に
食べれなくて
お昼は一人で食べてた。

・・・・たかがお弁当だけど
お弁当から感じる愛がないことで
もうあたしが幸せでいれる場所が
ないってことがその頃の
あたしでもわかったの・・・。」

そうだったんだあ・・・・。

「・・・・話してくれて、ありがとう。」

「・・・ごめん。
なんの話してんだろーねっ」

「真希のこと、
知れたからよかったよ。」

「そ・・・う?」