「先生・・?」


「そんなにオヤジ達がいいなら俺が抱いてやるよ」



いつもの穏やかな、私だけ偉そうな態度の先生の瞳じゃなく、熱っぽい瞳。



ゆっくりと、手が伸び私の髪を優しく掬い上げる。



優しく髪を掬い上げられるたびに、どきどきする私がそこにいた。



やがてゆっくりと顔が近づきそして・・


耳元に軽く唇が触れる。


「ア・・・ッ」


思わず唇からもれ落ちる吐息。


もう、私の気持ちと裏腹に身体が感じはじめて来た。













「お前何感じてるの?そんな暇あったら、帰るぞ~」






その言葉に全身がカーッと熱く火照りだした。


「ち、ちがうから!!」