「ただいまぁ」


「おかえり」


のんびりとした口調で俺を出迎えてくる。


「ケイゴご飯は?」


「いらねぇよ。ばぁちゃんこそ俺待たないで寝ろよ?」





2年前から俺は、ばぁちゃんと二人暮らし。





「はいはい。今寝ますよ。お休みね」




「あとさ、何度も言うけど学費マジいらねぇから。」



「でも・・あんたまだ学生なんだよ?」




時たまこのお節介な出来事にイラットくる。





「金なら俺、バイトしてるから大丈夫だから。お休み」





それ以上のやり取りがめどくさくて、2階の部屋へ逃げ込んだ。