親と担任と三者面談



あたしは正直に
進路希望を話した



就職したい
って気持ちがあること


でも高校卒業
もしたいってことを



初めて自分の気持ちを
親に話した




オカンは最後まで
話を聞いてから

オカン
「オカンは高校に行ってほしい。ちゆみが頑張れるって言うなら、昼間は働いて夕方から夜間部の高校に行くって方法もある。でもとりあえずでいいから高校に行って、学校が楽しいってことを感じてほしい。仕事は高校行ってからでも遅くはないと思うし、今以上にちゆみには行動範囲を広げてほしいと思う。」



「ん〜。正直なことを言えば高校は行ってみたい。授業にも出たいし、中学でできなかったことが多いから、体育とか、行事とか出てみたい。」


担任
「じゃあ行ってみたらいいと思うよ。定時制は校則もないし、不登校だった子も多いから授業もゆっくりだし、ここを卒業した子で、不登校だった子が今は学校が楽しいって言ってる子もおるよ。何事も挑戦してみるのが1番や。」





あたしはこの時


高校へ行くことを決意した。