「てか!!時間やばくね??」



「あ…チャイムなるまで…5分ぐらい…」




時間とか忘れてた…




それから俺達は
すぐさまバイクに乗って
学校へと向かった












「間に合ったな♪」




そういってバイクから
降りる俺




「でも…魁兄…職員室行かないと!!!あたしは…教室行けばいーからバレないのー♪よいしょ」





そう言い、しぃも
バイクから降りる。






「てか…めちゃ人いんじゃん♪まだまだ間に合ったな!!」



周りを見渡すと
うちの制服を着た奴等が
これぞとばかりに溢れ返っている




ま、学校の敷地内だからな…




違う制服の奴らいたら
可笑しいよな…





3分前がピークってか?


なんか周りからひそひそ聞こえる




『『あれって…魁君?』』



『『かっこぃぃ………』』



『『きゃぁぁぁっ』』




うざ……



男はしーばっかり見てるしよ




いらいらする





「…………そだね♪魁にーは、三年生だから…9階かぁ……あたしは一年だから、3階なり!!」




「んだっけな!!あ、俺職員室いかねーといけねーから…また帰りな♪」




「あ…わかった♪」




淋しーけど……帰りまで我慢。





「変な男にひっかかんなよーん」




「へ?あ…ばあか!!!!じゃぁね」





そう言うとしぃは
玄関の方へ走って行った。