ー識伊sideー





「あっつっ!!!!」




いたぁい…緊張しすぎて…うまく包丁にぎれないよぅ…




「でも…魁兄の為だもん♪」




てゆーことでさくさくと作業を進めた。




「かーんせぃ…きゃっ/////」




後ろから…抱きしめられた。



この香り…わかるよ。ばか




「かーいにー♪」





「な、なんでわかった?あ、俺としぃしかいないからな♪ははっ」




「魁にー。できたからリビング行っててー?あ、ジュースはー?」




「えー俺、デザート欲しいなー」




「じゃあ、魁兄好きな、プリンつけとくねー♪」




「え?そんなのいらないよー」




「じゃあ何だ「しぃが食べたい」




え?……今…なんてー…?




「はい?」




あたしは聞き返した。




「だから…高橋識依ちゃんですよー♪」




「か……からかわないでっっ」