私は、その日
いじけてたんだと思う。
周りの人が、分かるくらい。



「さくらぁ」

みのるが私を呼んでいる。
私は、病室の扉を開けた。
「入って良い?ゲーム持ってきたから遊ぼ」

「う………ん………………い………よ」

「さくら、今日元気無い?」

「……………」