押し殺した
輪廻すら意味合いを失くす
似通った毎日
単調なその乗り物は
光を撒き散らす童謡と引き換えに
幼き無邪気を
拐い葬った
夢物語に幾度も今を打ちのめされ
いつの間にか
何をも信じる優しさを
自分から切り離した
誰の言葉も
空っぽだった
見えぬ眼で
聞こえぬ耳で
無言だけを叫び続けた
世界は共鳴を知らず
私は孤独なまま
おぼつかない足下に
断崖と水飛沫をみた
何も聞こえない
映像のように
ただ繰り返される
寂しい景色の中で
静寂を聞き
失ったのは自らの声に
聞き入る安定だと
閉じた胸を
こじ開けようと
I try to break the heartrunning away from my brain cell