その熱さゆえ
手放して構わないのに
それを拒んだ私の無意識
脈打つ苦痛に顔をしかめてこの夜を刻んで
ばら蒔いた思想に
苦笑いして
自棄になって噛み砕く
油まみれの病の種
空腹よりも
満たされない心が
空しい繰り返しを止めない