こぼした怒りは
そのまま胸の錨となり
オルゴールの螺が覚えた
軋んだ拒絶を
深淵にまで引き摺り込む
とても正気でいられない
明日を繋ぐのは
うろ覚えの方式
悪態が隠し持った知る由のない
白板に
植え付けられてく
闇の危うさ