私に染み付いた寂しさは いつか私を喰い尽くす
闇の中で生まれて
光の存在を知らない
そんな気分だ
何もかも捨て去りたい衝動は未だ
片隅で育ち続け
抑えることのできない
どうしようもない自分を
どうしようもない
微かに残る良識が
規則的な息を保たせる
長い漆黒を過ごしてきた
確かにそう
明けぬ夜などなかった
朝焼けの迫る青い時間
ようやくありついた微睡みで
私は夢を喰いつくした
空白の秒針が
この脈と次第に同調するのを
無意識に察した
貪るようなその
気絶の中で
壮絶に繰り広げられる後悔と
救いの無い懺悔
時にまぶたの裏に走る
記憶のストロボは
足踏みの原因
あらゆるものを望んだのはずっと昔のこと
今は一握りの
静寂がほしい
雨が軒を打ち
地を打ち
天のあなたの悲しみを
私たちに
注いでる
地上へ帰れぬ悲しみか
一切を超える
狂おしい程の郷愁か
雨足が加速すると
この胸を打つ音も増していく
もうそろそろ
この人生が
砕かれようとしているのを知っているのか
Close to vanish,yet,
I remain,somhow
Does it mean,I can still manage?