先輩はなにもいわず
あたしのベットの隣に
椅子をおいた。


「帰らなくて大丈夫
 なんですか?」


時間はもう6:00を
回っていた。


「一応先生帰ってこねぇ
 から、しかも女の子
 1人ほっとけないしな」


そう言ってあたしの
渡したクッキーを
食べ始めた。


「あ、それ…」


「これ? すげえうまいよ!」


でもやっぱりミルクティーが
ないとななんてぼやいてた。