電気を付け、神子のそばに寄ったら、いったい何を意識しているのかわからないけど、何故か真っ黒な服を着ていた




スパイ風か…?





「何してるんだよ、こんな夜中に」




時計を見ると夜中の2時




よくこんな時間に忍び込むなんて考えたな






「だって…エロ本…」




まだ言うか、こいつは




はぁ…





「別に持ってないし、そんなもの」




「嘘だ!由果が言ってた!!この年頃の男はみんな持ってるって!!」




飯島からかよ…あいつ、明日シメる




でも、それだけだったら神子はそんなに興味示さないか





「他になんか言われたのか?」




そう言うと、神子の体がビクッと反応した