「あっーーーー・・・わかった。」



昌が少し大きな声を出して



頭を抱える。



「ミドリ・・・俺その前の日、バイト先の人たちと


みんなで飯食いに行ったじゃん?


それからオールしちゃって


みんな俺んち泊まったんだよ。


で、たぶんミドリが見たっていう子は


次の日、彼氏との用事があるからって先に


帰るのをアパートの外まで送ったんだ。


ミドリが見たのは、その時だと思うんだけど?」




昌が上目遣いで私に真実を伝えようとしてくれる。




昌・・・・



でも・・・



ダメ・・・




私、わかっちゃったの。




私のこの重い気持ち。




いつか・・・




昌の重荷になるって・・・



それに



私は・・・