雄輔の部屋は二階の一番奥の部屋だった。 雄輔の部屋は、茶色と黒で家具が統一されていてなんだか落ち着いた。 雄輔はソファーに座らせてくれて、家に向かう途中で買った消毒液で消毒し、手当てしてくれた。 「傷痕、残らないといいな…。」 手当てをしながら雄輔が言った。 「…うん…本当にありがと…。」 手当てが終わると雄輔は、ジュースを出してくれた。