「おいっ!笑うなよー」
私は笑いが止まらない。
「あははっ‥だって‥いかにもなんだもん!!」
雄輔は半分呆れた感じで
「そりゃどーも」って言った。
「次は愛ちゃんの番!」
「えーっと!河野愛。愛ちゃんって呼ばれるのが大っ嫌い。河野か愛って呼んで。以上。」
「…ぷっ」
今度は雄輔が吹き出した。
「おい!何笑ってんだよ!」
私は恥ずかしさと、ばかにされた感じにムカついて雄輔をせめた。
「愛!お前、今時の男より男らしいなぁ!あはははっ」
愛は急に名前で呼ばれてつい、
ドキッとしてしまった。
「うっせーよ!」
そんな感じで最初の授業は終わった。