「後で後悔しても遅いんだぞ?今は夢とか将来の事とか、考えられないかもしれない‥
でも、あと3年くらいたった時に自分の本当にやりたい事が見付かった時、
今遊んでいた事を絶対に後悔する。そのせいで夢を諦めなくてはならなくなったら、悔やんでも
悔やみきれないんだぞ?」





雄輔の言っている事はよく意味が分からなかったし、口下手だったが妙に説得力があって真剣な眼差しだった。








「…俺と一緒に頑張ろう。」









私は雄輔が本気で話しをしてくれた事が少しだけ、嬉しかった。



「……わかったよ。…」





私はしぶしぶだが、やってみることにした。