『DEAR BLUE』

このまま時が止まればいい

あの頃に戻ればいい

優しさに満ち溢れていたあの頃に

あの場所に還りたい

あの空間に戻りたい

あの時僕は何を思っていたのか

あの場所で何を感じていたのか

あの日々で一体何を手に入れたのだろう

人にはそれぞれ歩いて来た道がある

それを否定はしない

でも受け入れたくもない

枯れていた木に水を与えたような

そんな気分で僕は進む

道に終わりはいつか来る

廻り道でもいいよ

そこに貴方がいるなら

優しい道なら頑張れるかな

道に終わりが来た時笑っているならそれでいいよ

悩んでいてもお日様は登り楽しい瞬間でも日は落ちる

始まりがあるから終わりがある

その中でいいから光を手に入れ輝ければいい

感じられたらいい

愛にしろ恋にしろ

幻から形が生まれ

そして現実的な形になる、その時輝けたらいいよ

色のついたガラスのように薄く透明なままでいいよ

僕はそれを守るから

砂の器に埋もれる僕の心を

取り出せる日まで

ずっと笑っていたいね

ずっとずっと

ここで

ずっとずっと

この場所で

ずっとずっと

感じあっていたい

みんなと一緒に

笑っていたいよ

ずっとずっと

肉体が滅びても

魂と心は誰かに受け継がれていく

ずっとずっと

一人じゃないし

みんないるから

僕もいるから

一人じゃないよ

みんな待っているから

僕も待っているから

この地球は大きな器

その中でみんながんばっているから

ずっとずっと

そこで

ずっとずっと・・・