『麻生ちゃんって桜と付き合ってんだろ?』


『・・・・・』


麻生ちゃんは黙ったままだ。


『俺たちも職員室で騒ぎ聞いて見に行ったけど…』


『いくら教師だからって生徒守るためにあそこまでできないぜ。』


麻生ちゃんはずっとうつむいたままだった。


『俺たち、桜を守ってやりてーんだよ!!』


『あんな状態であんたまでいなくなったら桜はどうなるんだよ!!』