麻生ちゃんは俺らを家に入れてくれた。


麻生ちゃんが謹慎になって3日目。


部屋には引越センターの段ボールの山。


『麻生ちゃん引っ越すの?』


『あぁ。』


もうこの時は飛ばされるのはわかってたんだろう。


『俺たち、麻生ちゃんに聞きたいことがあって…』


『なんだ?』