『どうしたのこれ?』 そういいながらピンセットでで棉球を瓶から取り出し優しく拭いてくれる。 『体育の授業で走ってたら転んじゃって…』 『大したことないけどさぼりたかったし…』 『先生…次の授業までさぼっていい?』 先生は呆れた顔をして 『じゃあ寝ときな。』 と頭をなでた。 なんか祐斗以外に頭をなでられるのって… ビクッと反応してる自分がいた。