『学校で会えない訳じゃないし、お互いに実莉は部活で、俺もバイトでそこそこ忙しいだろ?
休みがある時は一緒にいれるし…。
そんなにお互いにお互いを縛るのは、ちょっと合わないってゆうか正直好きじゃない…。』



「……。」



私は高島君が言っている意味が、もぅ分からない。
何か言いたいのに、何も言葉に出来ない。



『実莉?
聞いてる?』


「…う…ん。」



ゴクリ。

息を大きく飲み込んで返事だけ

やっとでする。



『別れよ?』



━━━!!!???



今、高島君何て言った?


何て言ったの??


意味が分からない


頭が真っ白ってこうゆう状態を言うの?


体中の体温が一気に下がって、手の感覚も足の感覚も何も無い。


ただ目だけ熱くて涙が頬をつたって、ボロボロ落ちているのだけが分かる。