━━日曜日



お昼までの部活が終って、家に帰るとみんな出払っていて誰もいなかった。



…やっぱり買い物行けば良かった。



帰り道なぉと由香に買い物に誘われた。

でもそんな気分になれなくて、私は1人で帰って来た。



部屋に入って、ペタンと床に座り込む。


棚の上の香水の瓶が目に止まって、一吹き手首にかけた。
こすり合せて首筋に着ける。


高島君のくれた香水の香りに、部屋中が包まれていく。



そのまま、フワフワのラグの上に寝そべって目をつぶる。


私…疲れてるのかな?


なんだか眠くなってきて、眠ってしまった。