「実莉?」
高島君は手のひらに流れた涙にびっくりして、慌てて私をのぞき込む。
「ごめっ…。
なんか、幸せ過ぎて嬉泣き…。」
「……。
も~びっくりしたぁ!」
凄く安心した様に言うと、また私をギュッと抱き締めて、優しく髪を暫く撫でてくれた。
余りに居心地の良い腕の中。
神様どうか
どうかずっとこのまま
ここに居させて下さい…。
本当に心からそう思うの。
好きになり過ぎて
怖いの…。
今こんなにココに溢れている幸せが、溢れ過ぎてしまいそうで。
だから、願わずにはいられなかったんだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…