自分勝手な思いだけど。


気疲れないようにして喋ったけど



私のこの切ない気持ちに

気付いてほしかった。



本当に自分勝手な思いかもしれないけど、

高島君に気付いてほしかった。




そうしたら、離れてても繋ってるって思えたかも知れないのに。



浅はかな考えだけど



信じれたかもしれないのに…。




そのあと話したことは、うろ覚えだった。



明日の事は何もいってなかった気がする。



記念日も覚えてないのかな?


わからないよ。



高島君が…。





出口の見えない迷路に足を踏み入れて、抜け出せない。

あがいても走っても、助けを求めても


誰も助けてくれない。



泣きじゃくる私…。




泣いてる私が見える…。

悲しい涙って冷たい。




そう思った時、目が覚めた。


電話を切ってやっとでまた寝たのに、
あんな夢を見て泣きながら目を覚ますなんて。


辛いな。


高島君に逢いたいけど
逢いたくない。


私をちゃんと見て欲しいけど、
こんなちゃっちぃ私、みて欲しくない。




嫌われたくないもん。