「開けていぃ?」


「うん♪」



高島君の問い掛けに、ルンルンな笑顔で私も答えた。


高島君は、凄く丁寧に包みを明け始める。


ドキドキ…。


なんか私がドキドキしてきた。

気に入ってくれるかな?
見て喜んでくれるかな?



包みを取って、手のひらサイズのシルバーのロゴ入りの黒い箱を高島君は嬉しそうに見る。

そして一息ついて、箱を開けた。



「ありがとう!!」



箱の中のZIPPOを手に取って、満面の笑顔を私に向ける。


キュンッ!!!!



ヤバイよその笑顔。

ステキを通りこして、胸が張り裂けそう☆


プレゼント買って良かった。

私はその笑顔に、


もう一度恋をせずにはいられなかった。