大体食べ終えて、お腹いっぱいになって一息つく。
「ちょ~食った。
満足♪」
高島君は幸せそうに言いながら、ジュースを飲んでる。
…プレゼント渡すなら今かな?
向かいあって座ってるし、不陰気的に渡しやすいかも。
そう思って私は鞄をガサゴソ。
プレゼントが出てくると思ってもみない高島君は、気にも止めてない。
「はぃ、コレ。」
「え?」
私が包みを差し出すと、高島が真顔でびっくりしてる。
「クリスマスプレゼント。
遅くなってごめんね?」
「えっ?なに?ちょっ…と待って。
俺に?」
驚いてる♪
作戦成功☆
高島君は、まだ真顔のまま包みを受け取ってくれた。
そして戸惑ってるけど、嬉しそうな笑顔で
「ありがとうございます。」
って言ってくれた。