「イイ匂い~!」


「いぃなぁ実莉!
匂いも実莉っぽいし。
幸せ者☆」



そう言って突っ突かれる。


冷やかされても、悪い気が全くしない。

むしろ嬉しい。


しかも彼氏に貰った香水の匂いも褒めて貰って。


私は照れて頬を染めていたけど、なぉの1言で一気に熱が引いた。



「でも、やっぱり『寝る』はエッチの方じゃない?
タイミング的に。
しかもジェントルマンだから、"ヤル"とか言わなさそうだし…。」


「…やっぱりそう思う?
だったらダイブKYだよ私↓」

私はガックリとして言う。 でも、私となぉの会話に由香がポツリと一言。



「まぁまぁ。
別に良いんじゃない?」



私となぉは

えっ?

って思って由香を同時に見る。

真面目な表情で由香が私達を黙って見て返す。