送信。


送ってしまった…。


ビールを片手に放心状態になっていると 10分後メールの着信を知らせるメロディーが鳴り響いた。

僕は驚いてビールをこぼしてしまった。

僕はいったい何をしてるんだろう。

中学生や高校生じゃ」あるまいし こんなに取り乱して。

自分に呆れつつ携帯を見ると彼女からのメールだった。


来た。

本当に来た。


でも僕はすぐに内容を見なかった。

見るのが怖い気持ちと 楽しみはとっておきたい気持ちの両方があるからだった。