「光~またねぇ~!!」

搭乗口の光に小さな子が叫ぶような声で見送る由乃

周りからは

クスクスッ

と笑い声が聞こえたが

 「由乃も~!!」

光も気にせず大きな声で返す

搭乗口に消える光

由乃の手がとまる

 「…また、ね。光…」