「恨むだなんて…由乃さまは旦那様を助けるために……それを私が恨める道理がないです」

旦那様は安心したように

 「そうか……なら、1ヶ月ほどパリで遊んでこい」

いきなりだった

 「はっ??パリ?…」
 「そこに由乃はいる」