「そんなに泣かないでよ」
 「だってぇ~だって~」
リアに抱きつきながらなく由乃

 「卒業おめでとう、リア」

スティールは花束を渡す

 「ありがとう、スティール」
 「音大に進学するのか?」
 「ええ…」

由乃はまだリアの胸で泣いている