「……今帰るんですか?夜の10時ですよ?」

光がそう言っても由乃は荷物をまとめ出す

 「…いい、帰る」

光は由乃の手をとって

 「明日にしましょう?…」
 「……帰りたくないって言ったら……光困るでしょ?」