キーンコーンカーンコーン



1時間目が始まった。
授業は国語だ。





国語の先生は年寄りのじいちゃんで、喋っていても怒らない。

おかげで授業をまともに聞いている人は1人もいない。






私もいつも通り、後ろの沙紀と喋っていた。