はぁ、疲れてんだ。 「僕、寝るから出ていって。」 「…………。」 「おい!!?」 妹が時計をチラッと見てから、静かに部屋を出ていった。 「ふー…。」 下から声がした。 「……お母さん。」 妹の声だ。 「そうね。行きましょう。」